日本一ギターを売った男の話。

お茶の水の某店舗で、圧倒的な商品知識で日本一の販売量を挙げた伝説的な販売員がいた。店舗に立つだけでなく、YouTubeでギターを実演しまくるアプローチ。

エラが張っているので、「エラさん」と言われて、2ちゃんねるでもスレが立つほど、ギターファンの間では有名な存在だった。

この男がお茶の水のお店から忽然と姿を消した時には、2ちゃんも騒然。

「エラさんからは某弁護士のようなオーラを感じた」
「久しぶりに観たけどやっぱりエラさんのインパクトはんぱねえ」
「本当エラさんは俺たちに途轍もないインパクトを与えて行ったよな」
「もはやレジェンド 」
「好き嫌いは別にして一度見たら忘れられねえもんな」
「グランジロックを進化させ新しいジャンルを開拓した人物だからな。」
(以上、2ちゃんねるより引用)

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この男が心に秘めた熱い思いを知っていた人は、ギター愛好者の間でもほとんどいなかった。

彼はその後、奥さんと一緒に仙台に転居した。グロービス仙台校に通った。ビジネスプランを描いた。ダイムラー日本財団のスタートアップ基金を手にした。そして昨年11月に仙台(一番町)で自身の店舗をオープンした。

そして今年中に女川町でギターの生産を始めようとしている。

この男の…梶屋陽介氏のFacebookページは、ギターファンが喜ぶような動画がいっぱいに詰まっている。動画の中で陽介氏は軽妙な語りを見せているが、その奥には果てしなく熱い思いが燃えたぎっている。

https://www.facebook.com/glideguitar?fref=ts

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