政治について、語るようにしようと思う。
一人一人が、ブログというメディアを使って、政治を語ること。それが、政治を良くするように思う。

先月、グロービスの受講生と講師が集って語り明かす「あすか会議2009」に参加した。そこには、自民党の議員も、民主党の議員も参加していた。マスメディアを批判する声が多く聞かれた。当然だと思う。みのもんたや、古舘伊知郎のトークを聞いていると、政治を批判するばかりで、評価すべきことを全く評価しない。

マス・メディアが政治を批判する
-> 国民が、ますます政治家のことを嫌いになる
-> 支持率を上げたいマス・メディアは、ますます政治家を「批判」しかできなくなる

というスパイラルが回っていく。その結果、良い政策を打ち出していた首相でも短命政権に終わったり、国民の閉塞感をとらえた右翼的な(または宗教的な)政党がでてきたり…弊害が大きい。

「あすか会議」の中では、TVチャンネルが、放送局に寡占されているという状況が、問題の本質だと指摘していた人もいた。

しかし、それは個人的には違うと思う。インターネットの時代だし。テレビを見なくても、ネットメディアや、ブログを通じて、いくらでも情報が手に入る時代である。

だとすると、問題は「みのもんた」を超える全う見識を持ちながら、サイレント&シニカルに発言を控えている、知識層にある。正論を知りながら、それを公の場で論じようとしない、一人一人のブロガーに隠れた責任があるのではないか。

とまあ、そこまで言ったら言い過ぎかもしれないが、私は今後、政治についてもブログで意見を明確にしていきたいと思う。自分の知識不足を承知の上で、自説を明確にする。自説を他者の批判にさらすことで、自分の意見をより良いものにしていきたい。

とまずは、意思表明まで。