3月30日の朝日歌壇より。 「温かき 缶コーヒーを 抱きて寝て 覚めれば冷えし コーヒー啜る」 (公田耕一 ホームレス) 「囚人の 己が 想いつつ食む HOTMEALを」 (郷隼人 アメリカ) -------------------- 日本のホームレスと、アメリカの囚人と ...
2009年03月
謎の張り紙発見
全く理解できない張り紙が、居間に貼ってあることに気づいた。(画像参照) 6x8cmの紙が、二枚張ってある。左の紙には長女の字で、右の紙には次女の字で、同じことが書いてある。 「あんぜんしゅうぎょうが 100にんも みまもっています」 その下に、怪しい人の ...
若年性認知症
若年性認知症の実態がはじめて、報告された。 http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0319-2.html これを見ると、「アルツハイマー型」ではなく、「脳血管型」の認知症が、多いことに気づく。 だとすると、これはかなり予防できる疾患なのかもしれない。 ・脳梗 ...
「おやじの会」発祥起源
「おやじの会」のスタート 私が、子供の小学校の「お父さんの会」に参加しているということは、何度かこのブログに書いた。 「お父さんの会」は、日本中、かなりの地域に広がっている。「おやじの会」と呼ぶ地域もある。 しかし私は、この「会」が始まったきっかけを知ら ...
「おくりびと」見ました
いまさら!と言われるかもしれないが、「おくりびと」を新宿の映画館で見た。 おそらく生涯忘れられない、素晴らしい作品だった。 音楽が素晴らしい。チェロの音が、いのちに対する賛歌に聞こえる。 そのバックに山形の早春の景色が広がる。日本の、最も美しい一断面だ ...
ホームレス歌人の返歌
このブログで何度かご紹介した、ホームレス歌人の公田耕一氏の歌が、また紹介された。 公田氏の特集が組まれた朝日新聞に対して… 「ホームレス歌人の記事を他人事のやうに読めども涙零(こぼ)しぬ」 (朝日新聞 2009年3月9日) せつない歌である。 ...
おもしろ短歌
朝日新聞に過去に投稿された、「おもしろ短歌」の特集が興味深い。 「定年後 上司はいない筈なのに 気が付けば孫の部下になりおり」 (小林治夫氏) 「<夏草や芭蕉飛び込む最上川>暑中見舞いはこの句に決めた」 「おばさんは おばさんなれど おばさんに お ...
議論をすることの教育的価値について(悲しい現状)
議論をすることの教育効果が理解されないことがあるのが、悲しい。 今朝の朝日新聞に、以下の記事が載っていた。 熊本県の社会科教師らでつくる研究団体が作った県内の中学2年向け社会科の学力テストで、同県の川辺川ダム建設への賛否を問う問題が出され、ダム計画を巡 ...
「測量の命下る毎(ごと)に すなわち喜ぶ」(伊能忠敬)
うちの長女は、「伊能忠敬万歩計」というのを祖父からもらって喜び、しばらく首からかけていた。歩かないと、伊能忠敬が画面内で怒る。 次女は、「忠敬」を発音できず、「いのうタカダカ」といつも言っている。 最近、NHKの「その時歴史が動いた」を見ていたところ、伊 ...
「人生の旋律」神田昌典 読了
起業家の友人がプレゼントしてくれた本。神田昌典氏の「人生の旋律」を読み終わった。 苛烈な戦争を生き抜き、富と名声をほしいままにした伝説の実業家、近藤藤太氏から神田氏が直接ヒアリングしてまとめた、ライフ・ヒストリーだ。 すさまじい成功、そして絶望的な失 ...