やまなかれいじの静かなノート

グロービス経営大学院で、ベンチャー系、創造系の科目を教えている教員です。一般財団法人KIBOWでは、社会的インパクト投資をやっています。 学んだことを、このブログでシェアしていきたいと思います。

グロービス経営大学院で、ベンチャー系、創造系の科目を教えている教員です。また同時に、KIBOW社会投資のディレクターとして、社会的インパクト投資を行っています。

学んだこと、感じたことを、このブログでシェアしていきたいと思います。

誰にも話したことのなかった、恥ずかしい話。 大学の時、経営学のクラスを一度受講した。 ノリで勝負している感のある米倉誠一郎先生と、 凄まじいスピードで板書しまくる沼上先生。 今振り返れば、本当に貴重な機会だったと思う。 その中でさらに貴重な機会が与えられた。 ...

ライフネットの出口社長にお勧めいただいた本があまりに面白くて、コラムを書きました。世界史上最大の「メガベンチャー」モンゴル帝国を支えたマネジメント・システムは何か。そして、なぜモンゴル帝国の繁栄は100年ほどしか続かなかったのか。 マニアックなテーマですみま ...

幸福について、ぼんやりと考えていた。「幸福」度合いを決める重要な要素(キー・ドライバー)は何だろう。 私は2012年、ピッツバーグの老人ホームに住み込みで働き、経営改善のお手伝いをしていた時。毎朝、毎晩入居者の方々(90歳前後)と食事を食べていた。 その中には ...

どうして、立教の黒板はこんなに美しいのだろう。誰かが、毎日、本当に一生懸命に、繰り返し繰り返し黒板の掃除をしているのだろう。 米国に留学していた時、学生も教員も、黒板の文字を消す習慣がなかった。いつもヒスパニック系の移民と思われるスタッフが、クラスが終わ ...

帰宅したら、届いていました。イチゴのスパークリングワインが2本。 あれは確か、2012年1月の「東北ソーシャル・ベンチャー・プログラム(TSV)」の初日。GRAのケースをやった後に、「考えているビジネスプランがあるので、プレゼンをさせてほしい」と仙台校のチームに頼ま ...

多くのベンチャーに接していると、一つのブランドに強い思い入れを持つことがある。 私が2003年に出会った葬儀社の「アーバンフューネス」はその一例だった。 当時VCにいた私は、Due Diligenceを開始した。顧客満足度が極めて高い。 この会社は、決まったフォーマットの葬 ...

ディベートを学んだ人間が、「首相は靖国神社に参拝すべきか」という論題についてガチンコで議論したら、どうなるでしょうか。靖国参拝「肯定側」と「否定側」に分かれて戦った時にどのように勝敗が分かれるか、4つの可能性を提示したいと思います。 なお、私は中学から大学 ...

うちの次女は、斜視の手術を0歳で受けました。10歳になるまで毎年、経過観察のために病院に来るように言われていました。今年ついに、問題なしということで、病院を「卒業」しました。 しかし次女はそれを悲しんでいます。また病院に行きたいらしいのです。「検査が面白い」 ...

慶応義塾大学(MBA)の田中滋先生の退官記念講演を拝聴しに、日吉に行った。 田中先生は開口一番、おっしゃった。 「リーダーは、上位目標と手段を区別して考える必要がある。」 「マネジメントとは、上位目標を実現するための手段である」とおっしゃった。 この一言は、田 ...

10年に1人くらいしか東大合格者の出ない高校で、下から1/3くらいの成績だったある高校生(T氏)の話。 人生を変えるきっかけとなったのは、彼が入った「家庭クラブ」だった。家庭クラブとは、昭和20年代から脈々と続く高校生のマイナーな部活動で、様々な社会問題を研究し、 ...

私が初めてグロービスでクラスを教えた時に、受講者に野間口(のまぐち)という人がいた。 発言は冴えまくり、質の高いコメントの連発。 しかしそれ以上に際立っていたことがある。彼は決して「頭良さそうな」ふりをしないことだった。 というか、むしろバカなふりをして ...

新規事業が立ち上がらない。 皆さんの企業だけではない。日本の産業界が、まるで金縛りにかかったように、新規事業を創出できず苦しんでいる。 何が問題なのだろうか。 Harvard Business SchoolのKanter教授によれば、典型的な落とし穴が4つある。 1)Strategy Mistakes ...

他の大学の友人に、齋藤という人がいた。さいてぃーと呼ばれていた。ESS(英語サークル)のディベートの活動で、大学一年の時に一緒になった。当時は、ディベートもさほど強いと思わなかったし、英語もさほどうまいとは思わなかった。 刮目したのは、さいてぃーが大学3年にな ...

私は川崎フロンターレのサポーターだが、初めて浦和レッズのサポーターを間近に見た時の衝撃は、今でも忘れられない。私の地元、川崎フロンターレの本拠地 等々力競技場に大挙して押し寄せた、赤い軍団。武蔵小杉が赤い人たちで埋め尽くされた。 "We are Reds! We are Reds! ...

「気骨」とは何か、考えることがある。 ラーメンを食べながら、ある人の話を聞いた。彼は幼稚園生の時に、「自分は他の人とは違う」という感覚を持っていたと言う。 彼の親戚は、独立自営で働いている人が多かった。人の下で指示下で働くことに、嫌悪感を持つ人が多かった ...

129軒あったイチゴ農家のハウス。 そのうち122軒が津波で流された。 高校を出て上京し、東京でITベンチャーを経営していた岩佐大輝。 イチゴの栽培で町を復活させようと、水の確保のために井戸を掘った。 塩水しか出なかった。 ITを駆使し、室温、水分、栄養分など、全て ...

岩佐大輝氏のビジョンと行動力は、ハーバード・ビジネス・スクールの教授陣にも強い衝撃を与えたらしい。 以下は、ジェフリー・ジョーンズ教授の言葉。 ーーーーーーーーーーーーーー これまで長年に渡り世界中のアントレプレナーについて研究してきましたが、岩佐大輝さん ...

先日参加したサムライベンチャーサミット(SVS9)のご報告です。 簡単にまとめると、 1)グロービス生がたくさん参加 2)Y-combinatorのお二人がプレゼン 3)Samurai Shout!は今年も熱かった という3点です。 1)グロービス生がたくさん参加 すでに写真をアップしまし ...

HBS留学時代に見たもっとも悲しい教授の表情の話。 2年目の選択科目で取っていた、"Entrepreneurship in Social Sector"というクラスがあった。 このクラスを教えてたのは、James Austinという老教授だった。年齢は60歳くらいだっただろうか。仙人のように長いひげをはやし ...

ベンチャー創業の「ツボ」(成否を分ける重要ポイント)は、過去10年間でだいぶ変化したように思う。一言で言えば、「アイデア」のコモディティ化が徐々に進み、「チーム作り」がツボになった。 「アイデアはコモディティ(どこにでもある安価なもの)なんだから、新しいア ...

↑このページのトップヘ