やまなかれいじの静かなノート

グロービス経営大学院で、ベンチャー系、創造系の科目を教えている教員です。一般財団法人KIBOWでは、社会的インパクト投資をやっています。 学んだことを、このブログでシェアしていきたいと思います。

グロービス経営大学院で、ベンチャー系、創造系の科目を教えている教員です。また同時に、KIBOW社会投資のディレクターとして、社会的インパクト投資を行っています。

学んだこと、感じたことを、このブログでシェアしていきたいと思います。

ディベートを学んだ人間が、「首相は靖国神社に参拝すべきか」という論題についてガチンコで議論したら、どうなるでしょうか。靖国参拝「肯定側」と「否定側」に分かれて戦った時にどのように勝敗が分かれるか、4つの可能性を提示したいと思います。 なお、私は中学から大学 ...

うちの次女は、斜視の手術を0歳で受けました。10歳になるまで毎年、経過観察のために病院に来るように言われていました。今年ついに、問題なしということで、病院を「卒業」しました。 しかし次女はそれを悲しんでいます。また病院に行きたいらしいのです。「検査が面白い」 ...

慶応義塾大学(MBA)の田中滋先生の退官記念講演を拝聴しに、日吉に行った。 田中先生は開口一番、おっしゃった。 「リーダーは、上位目標と手段を区別して考える必要がある。」 「マネジメントとは、上位目標を実現するための手段である」とおっしゃった。 この一言は、田 ...

10年に1人くらいしか東大合格者の出ない高校で、下から1/3くらいの成績だったある高校生(T氏)の話。 人生を変えるきっかけとなったのは、彼が入った「家庭クラブ」だった。家庭クラブとは、昭和20年代から脈々と続く高校生のマイナーな部活動で、様々な社会問題を研究し、 ...

私が初めてグロービスでクラスを教えた時に、受講者に野間口(のまぐち)という人がいた。 発言は冴えまくり、質の高いコメントの連発。 しかしそれ以上に際立っていたことがある。彼は決して「頭良さそうな」ふりをしないことだった。 というか、むしろバカなふりをして ...

新規事業が立ち上がらない。 皆さんの企業だけではない。日本の産業界が、まるで金縛りにかかったように、新規事業を創出できず苦しんでいる。 何が問題なのだろうか。 Harvard Business SchoolのKanter教授によれば、典型的な落とし穴が4つある。 1)Strategy Mistakes ...

他の大学の友人に、齋藤という人がいた。さいてぃーと呼ばれていた。ESS(英語サークル)のディベートの活動で、大学一年の時に一緒になった。当時は、ディベートもさほど強いと思わなかったし、英語もさほどうまいとは思わなかった。 刮目したのは、さいてぃーが大学3年にな ...

私は川崎フロンターレのサポーターだが、初めて浦和レッズのサポーターを間近に見た時の衝撃は、今でも忘れられない。私の地元、川崎フロンターレの本拠地 等々力競技場に大挙して押し寄せた、赤い軍団。武蔵小杉が赤い人たちで埋め尽くされた。 "We are Reds! We are Reds! ...

「気骨」とは何か、考えることがある。 ラーメンを食べながら、ある人の話を聞いた。彼は幼稚園生の時に、「自分は他の人とは違う」という感覚を持っていたと言う。 彼の親戚は、独立自営で働いている人が多かった。人の下で指示下で働くことに、嫌悪感を持つ人が多かった ...

129軒あったイチゴ農家のハウス。 そのうち122軒が津波で流された。 高校を出て上京し、東京でITベンチャーを経営していた岩佐大輝。 イチゴの栽培で町を復活させようと、水の確保のために井戸を掘った。 塩水しか出なかった。 ITを駆使し、室温、水分、栄養分など、全て ...

岩佐大輝氏のビジョンと行動力は、ハーバード・ビジネス・スクールの教授陣にも強い衝撃を与えたらしい。 以下は、ジェフリー・ジョーンズ教授の言葉。 ーーーーーーーーーーーーーー これまで長年に渡り世界中のアントレプレナーについて研究してきましたが、岩佐大輝さん ...

先日参加したサムライベンチャーサミット(SVS9)のご報告です。 簡単にまとめると、 1)グロービス生がたくさん参加 2)Y-combinatorのお二人がプレゼン 3)Samurai Shout!は今年も熱かった という3点です。 1)グロービス生がたくさん参加 すでに写真をアップしまし ...

HBS留学時代に見たもっとも悲しい教授の表情の話。 2年目の選択科目で取っていた、"Entrepreneurship in Social Sector"というクラスがあった。 このクラスを教えてたのは、James Austinという老教授だった。年齢は60歳くらいだっただろうか。仙人のように長いひげをはやし ...

ベンチャー創業の「ツボ」(成否を分ける重要ポイント)は、過去10年間でだいぶ変化したように思う。一言で言えば、「アイデア」のコモディティ化が徐々に進み、「チーム作り」がツボになった。 「アイデアはコモディティ(どこにでもある安価なもの)なんだから、新しいア ...

東大に通いながらキックボクシングを始め、メーカーで研究者として勤務しながら世界チャンピオンになった、西山誠人氏。その引退セレモニーが、後楽園ホールで行われた。 西山さんに初めてお会いしたのは、2008年だった。私は当時、認知機能を測定する技術を持ったスタート ...

東京大学でi.schoolを主宰している堀井秀之先生の著書「社会技術論 - 問題解決のデザイン」を拝読した。 http://amzn.to/1hyzTqj 「社会技術」とは、社会を改良するための技術のこと。具体的には、以下が含まれると理解した。 1)社会問題の特定と因果関係の分析 2)問題 ...

先日、ある大企業の人事担当役員の方のお話を伺った。その企業が抱える最大の課題は何かと聞いたら、「退職 - 再雇用者の戦力化」とおっしゃっていた。 多くの方がいったん退職し、そして再雇用される。65歳まで働き続ける。しかし雇用者側は、何ら生産的な仕事を提供できな ...

志、スキル、人的ネットワーク。 グロービスの宣伝ではない。偉大な翻訳者であり、児童向け翻訳文学の先駆者である村岡花子の生涯について書いている。 村岡花子というよりも、NHKの朝ドラ「花子とアン」の名前を出した方が通じやすいかもしれない。私はドラマの原案となっ ...

好景気。起業家にとって、いい時期だ。でも同時に、最悪の時期でもある。 「いい時期」である理由は、資金調達がしやすいこと。比較的高いValuationで増資できること。 「悪い時期」である理由は、人材採用が困難であること。有効求人倍率の推移を見ると、2011年平均が0.65 ...

今日本で最も求められているイノベーションは、「過疎地に住む高齢者の移動手段」だ。(断言) なんせ、モータリゼーションの影響で、近所に買い物できる店舗がない。車の運転も、80歳を過ぎると息子や娘から止められることも多い。 したがって、以下の条件を満たす物体が ...

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